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【書評】コメント力 このエントリーを含むはてなブックマーク

コメント力―「できる人」はここがちがう (ちくま文庫 さ 28-3)コメント力―「できる人」はここがちがう (ちくま文庫 さ 28-3)
(2007/06)
齋藤 孝

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『コメントを言うときはまず「平凡なことは言うまい」という意志が必要』

斎藤孝氏3部作のひとつ(その他は質問力段取り力)。
相手からコメントを求められている時に注意しなければいけないことは、
求められている答えはオリジナリティが含まれていること。
つまり、質問されたら、自分の考えのフィルターを通した言葉で伝える必要があるのだと思う。

会議中コメントと求められた時、平凡な答え、つまり言っても言わなくても同じ答えを
発信しても、当然ながらそのコメントはあまり意味をもたない。
そして、コメントも求めた人に対しても失礼にあたっていると、意識しないといけないと思う。
#何か面白いことを言わないといけない、と思う芸人と同じなのかもしれない

オリジナリティーがあるコメントができないというのは、
自分に自信がない、つまり、自分の発言に自信が持てないことが多いと思う。

ただ、年齢を重ねると、組織の中で責任を伴ってくるのでそうともいってられなくなり、
責任がある自分の言葉を発信していくことがでてくる。

コメントは訓練でしか上達できないんだと思う。
相手の考えと自分の考えが違ったときは、自分のコメントを伝えることができるチャンスだったりする。
しかし、そのコメントには知識と根拠をもっていなければ、説得力がない。
しかも伝えるには、矛盾しているが相手に共感していることが必要だったりする。

とりあえず、相手が知らないことを学び、それを発信していく。
それが、責任をもってコメントを発信していくことが、
ベターなコメントを発信するスタートかもしれない。

コメントの例なども書かれていて、読んで次の日にすぐに実践できそうな内容が書かれている一冊。

以下、抜粋。


☆コメントを求められているときは、自分の見識やオリジナリティの深さを問われている
・コメントができないということではなく、コメントというものに対する意識がないから
☆コメントとは認識や経験を確認するための補助
・ひと言で「なるほど」と思わせるような、見方が鋭い、本質を突いた言葉を発する必要がある。
・この人とあっって何か得たと印象を、コメントによっていつまでも相手の記憶の中に刻んでおくことができるのだ
・「コメント力」は人間的魅力の大きな部分を占めると言って良い
・逆に言えば以前とは何が違うのか、その違いは指摘するだけでコメントになる
・コメントというのは、言語に対してだけでなく、非言語的なことに対する目さえ開く効用があるということだ
・言葉のほうからアプローチすることによって、感覚自体が研ぎ澄まされていく
・他人との関係の中でその人らしいコメントが出来る人
・それをやっている人がどこにエネルギーを一番注いだかに注目すればいい。エネルギーの注がれた部分がわからない人は、コメントセンスがない
・批判するなら一番エネルギーを注いだところを見抜いて対象にすべき
・中心を理解せずに、ただいたずらに人を傷つけることを目的としたコメントはすべきではない
・裏に自己顕示欲が見え隠れしていたり、嫉妬心が隠れている例、あるいは感情だけで反発している例などは少なくない
・本来のコメントとはそれを聞いた人が、そのものについての認識が高まるようなもの
☆対象にについての話からは離れない
・それは自分の嫉妬心から出ているものではないか、自分自身に問うてみる
・例えばどんなに批判的なコメントを言ったとしても、コメント者の身分が保障される、またその批判は相手に対して全人格的な攻撃にはならないというルールをつくる
・優れたコメントをいうポイントは、情報としての「お得感」を持たせること
・「お得感」を持たせるには具体的な引用をするのがコツ
☆最初に思いついたことは言わないようにする
・街でアンケートをとっても上位3つくらいの感覚で75%を占めてしまう
・思いついたことをすぐに口にせずに、1回心の中で濾過する作業が必要
・キーワードを文字にすることでコメントは磨かれてくる
・人前で何かコメントをするときには、まず言いたいことを文字に書いて、文章を切りつめる練習をするといい
・何か自分でトレードマークとなる決めゼリフを作ってしまうのだ
・要約して言ってみることが、コメントのいちおうのスタート地点と言える
・自分はどの立場で言っているのか、誰に対して言っているのか、その立場性を頭に入れながらコメントをすれば、より的確なコメントが出来るようになる
・優れたコメント
1)内容が面白い(見る視点がいい、角度がある切り口である)
2)表現が面白い(気の利いた言語表現である)
・困ったときは知識、教養、経験知というものを援用して切り抜けるのも1つの方法
☆コメントを言うときはまず「平凡なことは言うまい」という意志が必要
・自分が優れていることを言葉のはしばしににおわせている人はまるで評価されない
・ひとつひとつの事柄についてクリアに言ってのける人は、「悪気がない」と見なされて、周りから愛される人物になれる
・「~も、~も」という文型はもしかしたらオールマイティーで使えるかもしれない
・主観コメントはたとえば映画や本に対して、ほかの人とは全然違う見方をするもので、他の人にも「そういう見方もあるんだ」と新しい視点や驚きを喚起する
・こういう人にはこういう効果があるといった具体的な絞り込んだ効能書があると、つい引き寄せられてしまう
・自分がどういう状況でどいうう出会い方をしたのかを手短に話すコメントは、かなりの確率で成功する
・「~それでいながら~だ」「~で、しかも~だ」
・どうにもならないものを見てしまったとき、どう評するのか
・「今日ほど~だった日はない」
・自分自身の失敗やネガティブな面に対してもストレートに言う。そういうふうにしておくと、この人は正直な人で、自分の失敗も成功もネタにできるような器なのだという1つの人格評価につながる
・断るときは次善策を出す
・真面目なコメントももちろんいいが、三種の神器のように「うれしです」「ありがとうございます」「これからもがんばります」ではあまりにも紋切り型で、印象に残らない
・ふだんから思いついたことをメモするくせは、日本語だけの中でくらしているとあまり切迫感がなく、習慣になりにくい
・「コメント力」とは、実は準備をしていることが大切
・パブリックな空間で、自分のプライベートな関係をわざともちだしで、そこに絡めて謝辞を言う技である
・たくさんの知識の中からこれはあれに似ていると指摘するのは、コメント力の1つの方法である
・ただ似ていると言うだけなら掘り下げが浅いが、何がどう似ているのか明確に言えれば、ものを見る視点がクリアになる
・抽象的なふたつのことがをひとつに結びつけて絞り込みをはかる手法
・私にコメントの仕事を振ってきた理由は何なのか?ということをきちんと聞いておくと、他の人の角度を変えたコメントを出しやすい
・自分がそれを出来たかという観点でコメントをすると謙虚になれて、しかもそのものならではの性質が見えてきやすいというメリットがある
・とりあえず一回自分の立場に置き換えてから発言することがコメントをする最低限のルールではないか
・どういう立場でコメントをしているか明確に表している
・人を批評するとき、その人や作品について個人的に知っているという経緯を出すと「ああ、この人はこんなに昔から知っていたのか」とコメントに説得力が生まれる
・人をほめるとき、第三者の声をのせるとリアリティが生まれる。自分が素敵だと言うより、誰々さんが素敵だと言っていた、というほうが、ぐっと心に届く
☆「刺激を受けている」というフレーズはほめるときによく使われる基本的だから、マスターしておくといい。
☆おいしい料を食べて「おいしい」といってはいけないトレーニングと同程度の訓練効果が期待できる(素材や製法をほめる)
・「コメント力」は気づきの最大のアピールポイントである
・言葉は受け取ってから、何回も心の中で反復していくうちに気持ちが整って来るという作用がある
・相手にそいつつずらす技
☆自分の未来に限界をおいてはいけない。しかし現在の限界を無視してはいけない。
・バカボンのパパにはそもそも頭のよさを評価されたいとうさもしい根性がないから、無敵なのである。
・自分の「コメント力」が弱いと思っている方は、手を挙げて「何々なのだ」と言ってみて欲しい。コメントに驚くほど威力が加わっているはずだ
☆「時と場合によりますね」「状況によりますね」というコメントをする人がいる。それは何も言っていないのと同じ
・「コメント力」トレーニングの授業の中で「言い切ってくれ」と養成している
・断言するリスクを自分で引き受けようと頑張っている。このエネルギーが次に繋がる起爆剤になる
・「どこでそんな考えを仕入れたんだ」というコメントは応用範囲が広い
☆私たちはとにかく自分を偉く見せようと虚勢をはって、大事なときに抽象的に物事を語りがちだが、具体的にものをセレクトしていく清少納言の「コメント力」を参考にすれば、そうした無駄な虚勢に労力を使わなくて済む
・具体的かつ本質的なコメント
・コメントが抽象的になりがちな人は『枕草子』を良く研究して、よけいな説明はいわない物づくしのスタイルを真似てみると良い
・言葉を発する前に一度反芻する習慣
☆「とりあえず当たり前のことだけは言うなよ」とつっこみつつ自戒する
・人が言いそうもないことを言って、しかも的をはずさない。これは、技だ。
・「恋愛力はコメント力である」
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  1. 2008/11/16(日) 13:00:00|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2|
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コメント

力!

斎藤さんの本は、ためになりますね。

所有している「読書力」を再読して、課題読書を復活しなきゃと思い出しました…
  1. 2008/11/22(土) 20:29:34 |
  2. URL |
  3. diary_ore #-
  4. [ 編集]

斎藤氏の書籍の出版数はとても多いですよね。
彼のアプトップト力には驚きます。
  1. 2008/11/24(月) 18:41:31 |
  2. URL |
  3. kenshi0815 #-
  4. [ 編集]

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