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【書評】スティーブジョブズ 神の交渉力 このエントリーを含むはてなブックマーク

スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)
(2008/05)
竹内 一正

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『君たち、人生の時間は限られている。他人の人生を生きてこの限られた時間を無駄にしてはいけない。世間の常識などという罠にはまってはならないよ。他人の意見という雑音に、自分自身の内なる声をかき消さないようにすることが重要だ。そしてもっとも重要なことは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。心と直感は本当になりたい自分を知っている。それ以外のものなんて二の次だ。』

という素晴らしいスピーチも書かれているが、
ほとんどが、ジョブズは気分屋で情のかけらもない冷血人間に思えてしまうような内容。
こんな上司の下につきたくないと思ったのが正直なところ(笑)

本書ではジョブズ交渉の7箇条は

1)「言い方」は「言い分」より交渉を支配する
2)弱い見方は潜在的な敵方である
3)妥当な案より「不当な案」で交渉を動かせ
4)最善の説得術は棍棒でたたくことだ
5)楽観は考えなしだが、悲観は能なし
6)失敗と思わなければ決定的失敗ではない
7)「待ち」は価値の重要な一部をなす

これだけみると、非常識な部分も多々書かれているのだが、
弱者が強者に勝つ方法のひとつして、楽天の野村監督も述べていることで「奇襲」
ということを思い出した。

それはもしかしたら交渉も同じで、
真正面から話し合う力勝負ではどうしても負けてしまうのは目に見えている。

相手を納得させざる得ない「奇襲」は無能ではできなく、
事前の綿密な分析調査から初めて威力を発揮するものであり、
むやみな「奇襲」の先には自滅しかないと思う。

幼少、アップル創立、そしてアップル追放、ピクサー買収、売却、
アップル復活までの、ジョブズの生きざまが書かれているが、
先に述べた、冷血さが前面にでている文面のため、
ジョブズに偏見を持ってしまいそう。

彼の書籍は何冊も出版されているので、本当に知りたい方は本書だけでなく
様々なものに目を通す必要があると思う。

冒頭に抜粋したが、最後にジョブズのスピーチの一節が書かれている。
彼の凄みの一つとして、理屈だけではなく心に響く言葉を発信できることがある,。
何かやってるくれるんじゃないかという、聴衆者を包み込むほどのスピーチは
それこそ理屈抜きの「才能」であり、それが普段彼の酷い思われている発言を許してしまっているのかもしれない。

以下抜粋。


・魔術のような語り口の手口
1)じらし
2)起伏
3)完璧な照明
・「営業とは価値を売るものだ。価値を説明しなければお客さんは買ってくれない」
・・・ソニー創業者、盛田昭夫
・規律なしで雑多な情報がたれ流しされるようでは、企業活力が低下していく。だれが、いつ、どのような形で、どんな情報を出すかのルールを決める。それが情報戦略である。
・企業が何かを変えていこうとするとき、意外に大きな障害になるのが、過去のしがらみだ
・ジョブズは、受けた恩に対して感謝など全くしない。日本的に言えば、恩知らずの人間だ
・重大な局面では、なおさら「恩義があるから」という理由に引きずられての判断ミスを、決しておかしてはならない。
・自分の手柄を他人に譲るのは美徳ではない
・強烈にかなえたいことにはは、他人の手柄を奪い取ってでもモノにする覚悟を持つべきだ
・時間的制約はなんとでもなると考えるのだ
・ジョブズのエネルギーは、半径10メートル以上離れている人々を熱狂させ、半径5メートル以内の人々を恐怖に陥れる
・一流の人間だけで会社を作れば、みんなが一流の人間を雇おうとする。だが、そこに、二流の人間が一人紛れ込むと、そいつが二流の人間を集め始めるから、またたく間に会社が二流と三流だらけになってしまう
⇒おバカの爆発的増大
・ドアの内側に入れば「ジョブズ以外の人と下では働きたくない」と言い切る。一方で、ドアの外側に追い出されたら、「二度と絶対ジョブズと働きたくない」と断言する。
・独創力には対局主義が必要
・仲良しごっとでは、世界を驚かすスゴイものは想像できない。お互い信じる者が激しくぶつかり、バチバチと火花を散らした先に現われてくるのだ。
☆有能であるから信頼し、スカウトするのだが、有能であるがゆえに主導権をとられるわけだ。
・ソニーでは井深大が技術を考え、盛田昭夫がそれを世界に広めていった
・違った分野を得意とする者同士がタッグを組めば、1+1=2以上の成果を生み出すことができるのだ
・ビジネスでは、戦っている相手は日々変化する
・ジョブズのように若いころから熱狂的な音楽ファンで、音楽を生み出すことの大変さ、すばらしさを理解している人間との交渉では、ガードも自然に下がるのは事実だったろう
・「専門外です」と自分に限界線を引いてはいないだろうか。線引きをしている限りは、仕事の質を高めることは難しい
☆すぐれた交渉者を見ていると、相手側のキーマンを見抜くのはうまい
・ジョブズが、キーマンにすさまじくアタックする
☆ビジネスでは、恥をかくことこそ新しいチャンスと出会う一歩
・ちょっと恥ずかしくなくても、上司や先輩が居並ぶ会議の席で、思い切って手をあげ、意見をいってみよう。「なんだコイツは」と無言の圧力を感じても、くじけていてはならない。なんども繰り返せば恥と思わなくなる
・アップルがマイクロソフトから学ぶべきは、技術ではなく、バージョン2.0指向の経営スタンスだろう
☆ビジネススクールでは、そんな天才だけにできるスーパープレイは横目で参考にするだけである。教えるのは凡人にもできるナイスプレイだけだ。大リーグのイチローの打ち方ではなく、高校野球の送りバントが教科書である
・すごいモノを生み出すには、現場の「ノー」を受け取らない鬼軍曹的な管理職が必要である。現場の「できないコール」に耳を傾けてしまうやさしい管理職は不要だ。常識の限界で立ち止っている部下には、背中を蹴り飛ばすことだ。
・その不可能な要求は、ときに才能ある人たちのやる気を喚起し、ときにはプロジェクトを台無しにした
・大衆が絶賛する商品とは、大衆がまったく気がつかなかった楽しみを提供する独創的なものだ。市場調査に頼って開発を進めると「ちょっといいもの」で終わる
・「自分たちで需要を作る」ことが、これから、より強く求められる
・世の中にはトップしかできない決断や交渉がある。にも、かかわらず、全部社員任せにして、自分は何もしないトップは少なくない
・才能ある人を集め、時には怒らせ、時には士気を鼓舞しながら、世界にあっと言わせるようなものを作り出すことだ
☆お金は手段であって目的ではない
・お金が不足し、銀行から借りることになれば、やりたくない仕事をやらされたり、本業に力を注ぐことができなくなったりしかねない。自己資金を持つことで、「事業の自由」が保障されるのだ
・教育機関では手段としてお金を活用している
・ピンチは嘆くものではなく、乗り越えるべきものと考える人だけが、チャンスの入り口に立てるのだ
☆辛いときこそ、自分の価値がわかるのだ
・負けるとまずい、とおびえるから負けるのだ
・不利な交渉では、弱気の虫に気をつけるべきである
・弱気の虫を封じ込めるには、交渉の準備に全力を傾けることだ。交渉の成否は戦う前に決まる。あらゆるケースを想定しておけば、弱気の虫が顔を出す場所はなくなるものだ。
・自分から相手に何かをお願いすることはなかった
・興味を持った一つ一つのことに熱中していけば、そのときは散らばっている点のような別々の存在が、将来にはつながり合ってすばらしい一つの大きなものとなる
☆君たち、人生の時間は限られている。他人の人生を生きてこの限られた時間を無駄にしてはいけない。世間の常識などという罠にはまってはならないよ。他人の意見という雑音に、自分自身の内なる声をかき消さないようにすることが重要だ。そしてもっとも重要なことは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。心と直感は本当になりたい自分を知っている。それ以外のものなんて二の次だ。
・自分の人生を生きようと挑戦するサラリーマンからこそ、すごいモノが生まれる。
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  1. 2008/11/24(月) 20:00:00|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2|
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コメント

この本良いですよね。
ブックオフ行かずに、何回か読み直しては現場で使ってます。
この前ありがとうございました~!
  1. 2008/11/26(水) 01:39:34 |
  2. URL |
  3. tashiro #-
  4. [ 編集]

こちらこそどうもです。
また誘ってねー。
  1. 2008/11/26(水) 21:44:51 |
  2. URL |
  3. kenshi0815 #-
  4. [ 編集]

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