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【書評】3分以内に話はまとめなさい このエントリーを含むはてなブックマーク

3分以内に話はまとめなさい ポケット版―できる人と思われるために3分以内に話はまとめなさい ポケット版
(2008/09/02)
高井 伸夫

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『言葉を操らないと人生はうまくいかない』

著者は一貫してリストラや労働条件切り下げ問題を取り扱っている人事・労務専門の弁護士の高井伸夫氏。

人は言葉により相手に自分の意見や思いを伝えるのだが、
話す本人は誠実な考えを持っていたとしても、ちょっとした原因によって相手に伝わらなかったり、
意図しない形で伝わってしまうことがある。

会話は勝ち負けがないスポーツのようで、相手の存在があって成立するやりとりであり、
そのやりとりの練習や経験を積み重ねていても、どうしても本番では失敗することはある。

会話をはスポーツと同様に考えると、
会話の定石となる基礎をを学ぶ必要があるのだろうし、
それを意識しないまま取り組み続けると、
コミュニケーションは一向に向上しないのかもしれない。

実は私は昔は対外的なコミュニケーションの力がほぼゼロだった。
しかしある時、もしかしたらそれは才能がないのではなくて、
それ以前にコミュニケーション
そのものに深い興味を持っていなかっただけであったことに気がついた。

振り返ると、対外的なコミュニケーションに苦手意識を持っていた頃の一番の問題点は
自らが相手との交流をシャットダウンしていたことだったと思う。
(食べ物の食わず嫌いに近い)
しかし実際にその壁を取り払うと努力しても、
都度失敗して、また壁を作ってしまうこともあった。

そんな状態から打破できたきっかけは、すごいあたりまえだけど反省と修正を繰り返した
ことだったと思う。

今だに言葉巧みに話すことは難しいけれども、
(本書ではその必要性はないと書かれている)
定石となる基礎を学んだことである程度は上達できた気がする。

コミュニケーションの上達には、
どれくらい自分の思いをできるだけ誤解なく相手に伝えることも含まれているから、
きっと、仕事でもプライベートでも大切な部分なんだろうな。


仕事の打合せの前に目次を一読するだけで、良い効果が表れそうな一冊。
お勧めです。

以下抜粋。

・相手の関心のある話題から入る。
・最初の3分は後の1時間に勝る
・ひとつの事柄に費やす時間を短くする
・お互い多くの知識と情報を共有することができていれば、多くを語りあうことはない
・一番好ましいのは感動による説得
・自慢話を控えて相手の自慢話を聞く
・知ったかぶりは末代までの恥。それより謙虚に教えを請う姿勢が好感
・ゆっくりはなすことで、あがる意識から解放されて実力が発揮できる
・スピードダウンして話をスタートする
・最初に超スローテンポで入ると、聞くほうは、あれ、と思われ、普通のテンポにもっていかなくてはという意識に集中して、あがることから解放される
・言葉や筋書きを頭の中で映像化する
・頭の中で情景を描いて、それをスケッチするようなつもりで話せば、絵が心に映り、心が言葉になってほとばしり出てくる
・タイミングを見計らって質問を投げれば他人の話に割り込める
・まともな議論のために、対等に意見が言えるような環境を作る
・せっかちとは、十分な状況判断をせずに物事を進めようとする態度であり、スピードを大切にするとは、十分な状況判断をし、尽くすべき手は尽くし、なおかつ迅速にということを考えている
・「できること」も大切ですが「できると思われること」はもっと大切
・結論を先に持ってくる話し方でスピードを優先。理由はあとから説明すればいい。
・両者の拠り所になるような前提をひとつ掲げて話を進めるのがベター
・自分自身がどんな価値観に基づいて判断しているか、それをはっきりさせる必要がある・裏づけや情報に権威をもたせる
・小説などを要約してみる
・比喩上手は話し上手
・流行語や新語を適度に使う
・まくしたてない
・最後に相手に決断を促す
・呼びかけ法・・・2人称で呼びかける
・スピーチでは雰囲気を読んで前の人の言葉を受けて話す
・スピーチに求められるのは、短い、場の雰囲気を盛り上げること
・話のお土産を差し上げる
・全部聞かないで、わかった、は話す人の腰を折る
・しゃべることも大切ですが、人の話を聞くということは、それ以上に大事なこと
・3つのポイント(共通な話題)ではなす
・褒める、頼る、期待する、で相手を上手に巻き込める
・議論になっても相手の言い分に反論の余地を残す。正しい意見は一つだけではない
・いくら意見が正しいと思えても、それはあくまでも相対的な正しさである。環境や条件、時代がかわれば、正しい意見は別の意見になることを念頭におかなければならない。
・相手が好む話題から入って気に入ってもらうことが説得のポイント
・相手と話すときは、その中身と相手の反応は「決して両者の関係にとどまらない」ということを自覚する。
・自分らしさが大切。意識過剰にならず自分を見失わなければ裏目に出ることも少なくなる
・常に「自分らしさ」を出せる話し方ができる人は、きっと他人から好かれる
・「人に気に入られるようなんて思わないことに決~めた」と開き直り、腹をくくってしまうことです。それができると、不思議に予想したほどひどい結果になりません。
・自分から小さな秘密を打ち明けることで、話している相手と距離が縮まる
・話すことを最終目的が、相手の説得にあるのなら、そのプロセスは、いくら譲ってあげてもいい
・肯定できない言葉に関しては何も言わない。否定するときは別の話題ときに対応する。
・非言語領域のコミュニケーション手段の種類
1)表情(意図的なコントロールとコントロールを超えたもの)
2)視線(アイコンタクト)
3)対人距離(心理的な距離が無意識に表れる)
4)姿勢(体の向きその他で感情や意志が現れる)
5)動作(意識的動作と無意識的動作)
6)準言語(言葉にならない言葉、間)
7)服装(持ちもの、化粧、アクセサリーなども含む)
・「間」(沈黙の言葉)は非常に重要
・句読点(、)は1秒。「。」は2秒間
・一貫性のある言葉で方向性と選択肢を示してやる
・いくつかの選択肢があるとき、方向性を明示することで相手を心地よくさせる説得術のひとつ
・一方がもう一方の言葉を待っているという状態に持ち込めば、あとは何を言ってもOKなのです
・起承転結と序破急を意識する
・出だしはゆっくり話し始めることが肝心
・前日あるいはその日に大事件があったとき、それに触れないで準備した資料通りにするめるのは、聞くほうにとって気の抜けたビールを飲ませれているようなもの
・キーワードを使う利点
1)わかりやすい
2)共通認識が得られる
3)早く伝えら得る
・ラポール(互いに親しい感情が通い合う状態)
・最後は「依頼系」で終わらせること
・一番してはいけないことは命令形にすること
・依頼のほかに決して命令形ではないものに「挨拶」「合図」「掛け声」「報告」「連絡」「相談」がある。
・人と話すとき、相手を見下したような態度をとると、相手の心は開かない。この点は十分に注意する必要がある。かしこい人ほどそれを表に出さない
・三顧の礼を尽くす
・批判するときに留意しなければならないことは、相手の面子をつぶさないこと
・3つ4つ批判したいことがあっても、ひとつか2つに留めること
・批判を批判で終わらせないこと。そのためには批判しあとに、必ず建設的な意見を付け加える
・立て板に水の話し方は、聞き手のメッセージの滞留率がどうしても低くなる。むしろ素朴な話し方、いわゆる訥弁のほうが相手の心に残る
・方向性を示す
・話の下手な人にしばしば共通する欠点は、相手に自分のスタンス(姿勢、構え、前提)をはっきりさせないことです。
・隠れたスタンスを考慮しながらも、表に現われたスタンスを尊重しなければならない
・外交交渉などは、ほとんど二重スタンス
・話を迅速に進めるには相手に依って立つところを見極めるなければならず、また自分が依って立つところを明らかにしなければならない
・適度なユーモアを盛り込む
・こちらからも相手が喜びそうな情報や知識を提供するように心掛ける
・情で迫まるか理で迫まるか迷う場面があるのなら、相手の思惑の反対で攻める
・情では忍びないが会社の存続(自分の存続でもある)のためには「君、やめてくれないか」と言わなければならない。
・ソフトな話し方に徹するだけで、話がスムーズになって相手に通り、説得力が抜群になる
・断定的な口調、攻撃的口調を改める
・柔らない表現でソフトに話すことに徹底する
・話の手本になる人を真似てみる
・言葉を操らないと人生はうまくいかない
・禁句を事前にチェックする
・仕事上の話では言葉を飾る修飾語をできるだけ使わないようにする
・明らかにプラスにならないのに無理に話をすると、ろくなことにならない。話をする前に「これから話をすることはどう自分のためになるのか」を点検することが大切です
・予行練習も意味がある

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  1. 2008/12/27(土) 12:00:00|
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