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「横井軍平のゲーム館」と「制約の中のAR」 このエントリーを含むはてなブックマーク

田村です。

仕事も一区切りつき、読書の時間がすこしだけですが確保できるようになりました。


横井軍平ゲーム館 RETURNS ─ゲームボーイを生んだ発想力横井軍平ゲーム館 RETURNS ─ゲームボーイを生んだ発想力
(2010/06/25)
横井 軍平、牧野 武文 他

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横井軍平」さんの紹介は省かせていただきますが、僕の好きなクリエーターの一人です。

有名な言葉に「枯れた技術の水平思考」があります。

横井さんは技術者でありながら「先端技術」ではなく「既存技術の見せ方」を大切にされていました。
技術者は「売ることに徹すること、見栄を捨てること」と言い切っています。

当然ですが製品の開発中は「コスト」「時間」「品質」との戦いです。
そのような制約の中で、娯楽製品はさらに「面白さ」を追求する必要があります。

技術者(僕も技術者の端くれですが)は「先端技術」を利用したい欲求があります。
しかしそれは、「コスト」「時間」「品質」の中で、「面白さ」を追求するためには、
必須ではないことを忘れがちになります。
あくまでも「先端技術」は製品の「スパイス」なんですよね。

どんなに優れた技術でも「ユーザーとって求めていない機能」であれば
「先端技術」も無用の長物となってしまいます。

「枯れた技術の水平思考」を僕なりに言い方を変えて解釈すると
「既存技術の魅せ方を変える」ことだと思います。


AR三兄弟の企画書AR三兄弟の企画書
(2010/08/26)
川田十夢

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実は「AR三兄弟の企画書」の中で、横井さんのことについて書かれています。
AR三兄弟はARの普及に大きく貢献されている方々です。
(一度だけARCommonsで目にしたことがあります。)

※そもそも”AR”って何さ?って方は、こちらをご確認を。
■ASCII.jp:本当の「AR」とは? ARの歴史と未来の姿を追う!|AR~拡張現実~人間の“現実感”を高めるテクノロジー
http://bit.ly/iUU2Mj

ARは過去から取り上げられている技術で「何かできるんじゃない?」という期待は常にあったのですが、
最近まで社会への認知は高いとは言えませんでした。

しかし、AR三兄弟は、それを人々が関心がある媒体と結びつけて、「既存の技術」をうまく魅せてARに大きな花を咲かせてくれました。
AR三兄弟 | ALTERNATIVE DESIGN++ http://bit.ly/lG2DPk

なにか話がズレているようですが、僕としてはズレてはいないので、もう少し続けます(笑)

僕はスマートフォン向けのARアプリケーションを開発している端くれです。
(正しくは「ジオロケーション型ARアプリケーション」です)
自分の首を締めるような発言となりますが、(笑)
スマートフォン向けのARアプリケーションの課題点は、まだ多く残っているのが現状です。

・GPSの精度問題(地理的問題、精度の曖昧さ)
・スマートフォンの電池消耗問題(GPS、電子コンパス、加速度センサーをフルに利用しているため)
・ARを利用するためにスマートフォンを「かざす」行為が一般化していない問題

これらはおそらくハードウェアの高スペック化や、
精度が高い準天頂衛星の実用化と共に解決されていく問題だ思います。
(準天頂衛星の実用化はだいぶ先かもしれませんが、、)

だったら、解決するまで「スマートフォン向けのARアプリケーション」は社会へ受け入れられなんじゃない?というと、僕は決してそうではないと思っています。

ちょっと宣伝になってしまい恐縮ですが(笑)
今年の年始ころから、
僕は「制約をあたかも当然のルールとする」「機能としての必然性」「世界観の構築」
と考えて、少しでもストレスがないような形でアプリケーションを提供することを考えていました。

lalacolle2_icon
ララコレ2 公式Webサイト | iPhone向けおつかいARアプリケーション
http://v2.lalacolle.com/
(6月中旬リリース予定)

横井軍平さんの言葉を一部お借りすると、

・「制約と戦う」のではなく「制約と対話」を意識して製品を作ること。
・ユーザーが利用しやすい形で「既存技術」に「面白さ」を加えて提供すること。
・「先端技術」はあくまでもスパイスとして利用すること。

を意識して今回の製品(というか作品だと思ってる(笑))と開発できたと思っています。
#って、いつの間にか本格的な宣伝にーー(笑)

僕がいま付き合っている「AR」という技術を利用したアプリケーションの開発は制約との戦いです。
横井軍平さんもおそらく色々な制約と戦われた末に製品を生み出したんだろうなぁ、
と勝手に共感しつつ(笑)、これからも、いい製品を作っていきたいと思います。

もしもしAR三兄弟の方がこの記事を読んでくれていたら、一度お会いしてお話したいなー、なんて思ったり(笑)

でわでわ。
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  1. 2011/05/28(土) 15:51:13|
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